水辺の写真家・武田晋一のホームページ 『水の贈り物』 と合わせてご覧ください。
ちょっと上京中。
 午前中、八重山の写真家・黒柳昌樹さんに案内してもらい、東京の街を歩いた。
 黒柳さんは、東京生まれの東京育ち。そしてそれだけでなく案内がとてもうまいので、一緒に歩くと楽しい。
 待ち合わせは水道橋の駅のホームで方向は新宿方面だったのに、僕は間違えて逆のホームへと行ってしまい、少しだけ時間に遅れてしまった。
 水道橋の駅は単純な作りなのに、そんな場所でさて間違えてしまう僕は、人に会うのは好きだが、時間を決めての待ち合わせが大の苦手だ。
 
 午後からは仕事の打ち合わせで、ある出版社へ。事前の約束の際に担当の方が、
「何時にお越しになりますか?」
 ではなくて、
「何時頃お越しになりますか?」
 と尋ねてくださったのが、待ち合わせが苦手な僕にとって、とてもありがたかった。会社員の人とその会社で待ち合わせをするのに、何時頃?と聞かれたのは、生まれて初めてではなかろうか?

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NikonD3Xのポテンシャル
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起業祭2009にて(金魚すくい) NikonD3X Distagon T* 2.8/25mm ZF 

 ニコンのD3Xは、癖のあるカメラであることは、以前書いたことがある。
 具体的には、描写がとても硬くて、それがピシャリはまるシーンではゾクッとするほどカッコイイ絵になるが、一般的にはそれが扱い辛く、一言で言えば、じゃじゃ馬系のカメラ。
 その点、キヤノンのEOSはどの機種をとっても癖がなくて手堅いし、万人受けする。だから、光の状態が読めず、どんな状況で撮影しなければならないのかが分からない場合は、どうしても手堅いEOSを手にしたくなる。
 ただ、D3Xの描写が硬いと言っても、暗部の暗くつぶれてしまう部分にデータがないわけではなく、RAW現像時に暗部を持ち上げてやれば、ちゃんとそこにはデータがあるし、その場合は、むしろEOSよりも粘り強い面もある。
 要するに、絵作りの問題なのだ。
 先日、ニコンの技術者の方がうちの事務所にお越しになったのだが、その際に、そうした点をぶつけてみたら、
「その指摘の点は思い当たります。」
 という答えが返ってきた。また、カメラ作りに関して、
「ニコンの技術者は真面目すぎて、何か1つのことに徹し過ぎてしまう傾向があるような気がします。」
 と言うような話を聞くことができた。

 そのじゃじゃ馬のD3Xだが、カスタムトーンカーブを使ってコントラストの付き方を調整し、言う通りに素直な動く馬に生まれ変わらせる試みをためしてみた。
 具体的には、カスタムトーンカーブを使って、2点を持ち上げてみた。
 一点目は、トーンカーブの左隅。最暗部を持ち上げて、硬過ぎる暗部をつぶれにくく。
 ただそれでは全体のコントラストが落ちてしまうので、2点目は、中間調のカーブの傾斜が若干きつくなるように調整。

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 するとどうでしょう!
 そのカーブを、過去にEOS5Dと比較テストをするために撮影した画像に当てはめてみると、各段にいい。以前テストをした際には、EOS5Dってやるなぁ・・・と感じたのが、新しい設定を当てはめたD3Xの画像と比較をすると、D3Xの圧勝。
 それにしても、なんと凄いポテンシャル!
 そこで、同様のトーンカーブをD700にも当てはめてみたのだが、こちらは、低感度での一般的な描写については、それでもEOS5Dの方が上。
 D700は、やはり高感度に特化したカメラであり、低感度は多少犠牲にする考え方のカメラなのだろう。
(追記 その後、さらなるトーンカーブの改良の結果、EOS5Dとの比較で、iso200では一長一短のほぼ遜色なしの状態に。D700のポテンシャルもなかなかのものだ!解像感はD700の方がいいが、ノイズを取り過ぎないEOS5Dの方が画像には粒状感があり、立体的に感じられる。ここのところは好みの問題だろうと思う。)
 さて、金魚すくいの写真を撮った。
 この日は明暗のコントラストがきつくて、非常に撮影が難しい状況であり、いつもなら手堅いEOSを使うことだが、今回は素直になったD3Xを使ってみた。
 結果は上々。
 今回は、あまりにコントラストが強かったため、RAW現像の際にもさらにトーンカーブをあつかったが、暗い部分を持ち上げても、D3Xのデータは非常によく粘る。
 このレタッチ耐性の良さは、やっぱり、プロ用のカメラなんだなぁ。 

この日撮影のその他の写真は、ホームページの撮影日記をの方をご覧ください。

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取材現場から(北九州市の森の水たまりにて)
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 森の公園の一角にある、涸れない水たまりに向かう。
 その場所には、ニホンアカガエルやカスミサンショウウオが産卵にやってきて、産卵が始まる2月~オタマジャクシが上陸する5,6月が撮影には面白い季節だが、その場所で起きていることの全体像も知っておきたくて、それ以外の季節でも、時々のぞいていみることにしている。
 
 撮影の結果は、ホームページの撮影日記をの方をご覧ください。

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取材現場から(福岡県北九州市にて)
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CanonEOS5D EF70-200mm F4L USM
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CanonEOS5D EF70-200mm F4L USM

 事務所の近所の町の水路へ、アメリカザリガニの水中撮影に出かけた。
 まずは、水路を道路から見下ろして下見。すると、巨大なアメリカザリガニの姿が見つかった。

 今日の目的は、新しいレンズのテスト。
 新しいレンズとは EF20mm F2.8 USM で、僕はこのレンズを以前から持っていたのだが、さらに1本を買い足し、それに最短撮影距離を短くする改造を加え、本来は25センチまでしか被写体に近づけないところを、20センチまで寄れるようにしたのだ。
 キヤノンのレンズは電子マウントなので、改造をしても、レンズの接点さえあれば、自動絞りもAFも働く点がいい。

  EF20mm F2.8 USM はなかなか優秀なレンズだが、水中撮影の場合は、水中ハウジングとカメラのレンズとの相性もあり、特に近距離のものを撮影する際にはそれがとてもシビアになる。
 そして、結果は上々。
 水中で小さな生き物を撮影するのに使用する広角レンズとしては、ハウジングとの相性も含めて、初めて、これでいいかな!と思える気に入ったレンズになった。

 撮影の結果は、、ホームページの撮影日記をの方をご覧ください。

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取材現場から(広島県山県郡にて)
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広島県山県郡 NikonD3X Ai Nikkor 20mm F2.8S

 10/1木曜日。ノシメトンボとアキアカネの産卵が凄い!何という数。
 アキアカネは代表的な赤トンボだが、僕が生まれ育った九州には少なく、僕にとっては、たくさんのアキアカネに取り囲まれることは、一種の憧れだ。
 この日の天気は、取材現場の風景写真を見たら分かるように雲が多く、時々お日様がさしこむ程度。昆虫の場合、天気が悪いと体温が上がらないため、活動が鈍くなってしまう。
 だが、今日に限っては、ここ数日が雨続きであり、その間、おそらくトンボたちは活動ができず、卵を産みたくて産みたくてうずうずしていたのだろう。
 曇り空にも関わらず、まるで晴れの日のように、トンボの活動は活発だった。

 この日撮影したトンボの写真は、ホームページの撮影日記をの方をご覧ください。
 
 

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