
僕は人ごみが嫌いなので、人が殺到するような場所で写真を撮ることは滅多にない。例えば、有名な桜の木が満開になるような日には、カメラマンが殺到し、三脚が立てられないことがあるという。
そんな時、僕の知人のN君は、高価な機材を持っているおじさんに近づき、
「すごいカメラですね。」
としばらく褒めるのだそうだ。
するとやがて、気を良くしたおじさんが、場所を譲ってくれるのだという。
僕は、そこまで大人になりきれないので近づかないし、いい機材を見ると、成金趣味で嫌だなぁという思いがこみ上げてきて、それが顔に出てしまっているような気がしてならない。
そんな僕は、長い間、ツァイスという名前を毛嫌いしていた。
絶対に持ちたくない、とさえ思っていたし、アラキーさんが何かのインタビューの中で、ペンタックスの67判のレンズを使う理由として、
「ツァイスのレンズは色気があり過ぎて自分の写真には合わないから。」
、と書いておられたのを読んで、これぞ男!カッコイイ・・・としびれたこともある。
だがある時、僕はついに、ツァイスの名前が付いたレンズを使うことになった。
コシナが販売しているディスタゴンの25ミリ。
別に、ツァイスが欲しかったわけではない。僕が欲しかったのは、最短撮影距離が17センチというこのレンズの極めて高い接写能力。
ところが、それで撮影した画像を見て、広角レンズとは思えないボケ味の美しさと、それゆえの立体感の良さに言葉を失った。
ただ、残念ながら、当時のニコンには35ミリ判フルサイズセンサーのカメラがなかったので、仕方なく、アダプターを介して、イオス5Dに取り付けて使った。
その後、D3が発売されたけど、時には地面にカメラを押し付けてでも、1センチでも目線を低くしたい小動物の撮影には、カメラの下部が大きなD3は使いづらいし、ディスタゴンを取り付けたいという気持ちにはならなかった。
だからD700は、僕にとって待ちに待ったカメラなのである。
参考までに、イオスD5にディスタゴンを取り付けた場合、レンズの絞りがf4以外では露出計に狂いが生じる。具体的には、f2.8で+1/3 f5.6で-1/3 f8で-2/3 f11で-1 f16で・・・・といった補正をしなければならない。
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先月、小学館の小学3年生(8月号)の仕事で、干潟に出てカブトガニの写真を撮った。
読者からの反応はなかなかのもので、アンケートの結果はポケモンの企画に続いて三位。たくさんのキャラクター企画をさしおいて、生き物の企画が三位とは、稀にみる大健闘なのだそうだ。実に気分がいい。
撮影の日は東京から編集者が2人、読者モデルの男の子とその家族が一組、そして干潟を案内してくださるガイドの方が一人。
編集者の旅費とモデルの子のご両親の期待を考えると、
「トラブルで写真が撮れていませんでした。ごめんなさい・・・」
というケースだけは絶対に避けたい。
そして、恐らく一番勃発する可能性が高く、かつ写真家が避けようと思えば避けられるアクシデントは、記録メディアのトラブルだろうと思う。
ネット上では、D700とD3の一番大きな違いは、ファインダーの視野率だと言う人が多いようだが、僕にとって一番大きな違いは、使用できる記録メディアが1枚なのか、2枚なのかの違い。
絶対に写真が撮れていなければならないケースでは、メディアが2枚させるカメラは、やはりありがたい。
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僕は昔、野鳥専門のカメラマンを目指していた時期があり、その頃は、滅多にストロボを使うことはなかったし、ストロボが内蔵された一眼レフを、かっこ悪いと嫌っていた。
だがその後、野鳥の写真だけで飯を食うのは難しい、と判断し、テーマを水辺へと変え、鳥以外のいろいろな小さな生き物にカメラを向けるようになってからは、ストロボの使いこなしがとても重要になったし、カメラの内蔵ストロボをありがたい、と感じるようになった。
内蔵ストロボを上手く使ったときの効果は、昨日紹介した通り。
ただ、ストロボの光がレンズにさえぎられ、被写体にあたらないことがあるので、接写に使う場合は多少の工夫が必要。
今日の画像は、昔ミノルタが発売していたアクセサリーを取り付けたD700。昨日の画像はこのアクセサリーを使用した撮影したもので、とてもきれいに光が回った。
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小さな生き物を撮影する場合は、被写体に近づかなければならない。特に、生き物だけでなく背景の景色も入れて撮影したいと15ミリ~25ミリ程度の魚眼や広角レンズを使用する場合は、だいたい被写体との距離は15~20センチ程度。
ところがその場合、あまりに距離が近すぎて、ストロボを使用する場合は、どんなに光量が小さなストロボを使っても光が強過ぎる。
そこで登場するのが、カメラの内蔵ストロボだが、一般に内蔵ストロボには、細かな調節が出来ないものが多いのが問題。
さて、ニコンD700がやってきた。イオス5Dとの違いは、内臓ストロボがついていること。しかも、実に細やかな調節が可能。
う~ん、これはいい!参りました。


内蔵ストロボを発光させたものとさせないものとの比較。
内蔵ストロボはオートで使用しているが、-2.3程度の補正をしている。
これはイイ。すごくイイ。
ところがその場合、あまりに距離が近すぎて、ストロボを使用する場合は、どんなに光量が小さなストロボを使っても光が強過ぎる。
そこで登場するのが、カメラの内蔵ストロボだが、一般に内蔵ストロボには、細かな調節が出来ないものが多いのが問題。
さて、ニコンD700がやってきた。イオス5Dとの違いは、内臓ストロボがついていること。しかも、実に細やかな調節が可能。
う~ん、これはいい!参りました。


内蔵ストロボを発光させたものとさせないものとの比較。
内蔵ストロボはオートで使用しているが、-2.3程度の補正をしている。
これはイイ。すごくイイ。
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僕に限らず、大半の自然写真家は、自然のプロではあっても写真に関してはど素人。写真撮影の基礎を、ちゃんと勉強したことがない人が多い。
だから僕は、ある時一度しっかりと写真を学ぼうと、コマーシャルカメラマンのもとをたずねた。
だが、写真を見てもらったら、
「これはこれでいいんじゃなの?」
という思いがけない答え。
「生き物の写真って、写真の技術よりも表情が命でしょう?」
と。
さて、白い容器の中で金魚の写真を撮った。
金魚は、まだ寒い時期に購入したものだが、その時は、水温が低かったせいで金魚の動きが悪く、表情だって冴えなかった。
だが暖かくなった今度は、見違えるような写真が撮れた。
ちょっと大き目の魚だったから、水槽が大きくて、それに伴い照明の数もいつもの倍。たかがスタジオ撮影が大変に大掛かりになった。
水が入った巨大な水槽は気軽に動かすことができないし、その間はスタジオが使えなくなるから、他の撮影がすべてストップ。
数匹の金魚の撮影がすべて終わり、水槽を所定の位置に戻すと、何だかホッとした。
魚の大きさに合わせて水槽を購入してきた結果、水を抜いた状態で待機している水槽が一つずつ増え、ふと水槽の数を数えてみると、いつの間にか10個を超えていた。

小さな水路に大きなコイ。この場所で小さなコイを見たことはないので、この魚たちは誰かによって放されたものなのかもしれない。
が、錦鯉ならともかく、黒いコイは一般的には売られていないので、食用のコイでも買ってきて放したのだろうか?
「日本人はどこにでもコイを放したがるが、コイを放すくらいなら、ハヤやフナなど、本来その場所にいてもおかしくはない魚を放すべき。」
という意見に僕は賛成。
でも、それが正しい、信じ込んでいる人は、あまり好きではない。
先日、とある芸術家と話をしていたら、
「北九州の雰囲気が好き。」
というので、
「なぜ?」
と聞いてみると、
「鉄の町の工場やすすけた壁や煙突や煙を見ると、胸がキュンとなるんです。」
という答えが返ってきた。
人工物が好きな人もいれば、不自然が好きな人がいてもいい。いろいろな価値観があると思うのである。

さまざまな撮影以外の仕事から、やっと解放され、久しぶりに心置きなく野外でカメラを構えると、とても愉快な気持ちになった。
今日の現場は、僕がここ数年カメラを向け続けている町の水路。ほんの200メートルくらいの区間だと思うが、ここに来れば毎回何か、初めてのシーンに出くわす。
そして、今日もその例外ではなかった。詳しくはホームページの日記の中で紹介したい。
撮影に出掛けることが出来なかった間に僕が考えていたことと言えば、写真はただ分かり易ければいいのではない、という事実。
そこが、科学や報道とは異なる部分。
例えば、サンショウウオが生息する水辺の深さが10センチであることを伝えたい場合、科学者なら、水辺に定規を突っ込んで、その目盛りの写真を撮ることだろう。
だが、自然写真は、それでは失格。
カメラを手に出来なかった間に、心の中がよく整理されたように思う。

最近は、使い物にならないほど描写が悪いレンズというのはまずない、と言われている。だが、特殊な条件下での撮影に関しては、必ずしもそう言い切れないケースがあるので気をつけなければならない。
大口径の広角レンズを買う際には、その使用目的を自分の中でよく確かめた上で、出来ればその条件でテストをする、またはその条件で実際に使ったことがある人の意見を聞いた上で購入するのがいいと思う。例えば、
(1)星空にカメラを向けたい
(2)ポートレートで広角でぼかしたい
(3)昆虫を広角接写しながら背景をぼかしたい
(1)は無限遠の撮影。(2)は中間的な距離の撮影。(3)は至近距離の撮影になるが、それらの使用目的によって、同じレンズの評価が全く違ってくる場合が多々ある。
シグマ社製の大口径広角レンズの場合、夜景の撮影には向かない、と言うよりは、使い物にならない製品があるので要注意。絞り開放で、無限遠にはどこにもピントが合わないのである。
それらのレンズは、無限遠を撮影する場合、F4くらいまでは絞らなければシャープな像を結ばない。
ところが、至近距離の撮影では十分に使える。恐らく、接写を中心に設計されたレンズなのだろう。
一方で、ニコンの Ai AF Nikkor 28mm F1.4D などは、星空の撮影には最高。できれば、1/2絞り程度絞った方がいいが、絞り開放からでも十分に使えるだけの性能がある。
僕が大変に気に入っている、超高性能レンズの1つだ。
このレンズと、ニコンのD3の組み合わせを手にすると、薄暗い場所にやたらにカメラを向けたくなる。事務所の炊事場のガラスを這うヤモリを見つけてニヤリ。
だだし、最短撮影距離は長いので、いよいよ小さな生き物の撮影には使うことができない。
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金魚の飼育にてんてこ舞いだが、それは撮影を前提に飼わなければならない結果であり、もしも撮影なしの純粋な愛玩なら、きっととても楽しい趣味だろうと思う。
だから、金魚の本を何冊か作り、設備投資の元を取り、多少の利益がでた暁には、金魚は趣味にして、撮影とは切り離して楽しむ予定だ。
僕は当初、数匹の種親を手に入れ、それをいろいろと組み合わせて繁殖を楽しむつもりでいたのだが、どうも、普通の人が、普通に金魚を楽しもうと思うのなら、メスは一匹が適量。金魚の場合、一匹のメスに複数のオスを組み合わせるので、それにオスを1~2匹がお勧め。
その1匹のメスが産んだ卵を丁寧に丁寧に育てるのがいいように思う。
1シーズンに3~4回くらいは卵を産むようだから、もしも最初の卵を育て損なったら、続けて産卵させればいい。
と言うことは、メスをたくさん手に入れるよりも、多少高価でも、本当に気に入ったメスを一匹持っている方がいい。僕は木村豊さんという人が作る金魚が大好きなので、来年の繁殖に備えて木村さんが作ったメスを一匹手に入れた。
それにしても、作り手によって金魚の雰囲気がこんなに違うのか!とただただ驚かされる。それが金魚飼育の楽しさだ。
数千~数万匹の金魚の稚魚たちを飼育するためには、たくさんの場所がいる。その結果、屋外~室内まで、いろいろな場所で飼う。
すると、やはり目につくところにおいてある容器の成績がいいことに気がついた。ああ、観察って、なんて大切なことなのだろう。
一番育ちがいいのは、室内のガラス水槽の中。ガラス水槽だと、余った餌の量などを把握し易く、その結果、適量の餌の量を割り出しやすい。
適量の餌は、金魚の飼育の命。
次に成績がいいのが、室内の発泡スチロールの容器。
室内で飼育する金魚の方が、屋外のものよりも人によくなれる傾向がある。
その結果、人が付近に近づいただけで餌をねだるために集まってくるし、益々観察がしやすくなり、 一つの容器に100匹以上の稚魚を入れておいても、一匹でも具合が悪いのがいると、すぐに把握できる。
ただ、金魚の発色をよくするためには、植物性のプランクトンが必要で、屋外の強い光のもとで育てなければならないから、ある程度の大きさに育った稚魚は、外に出した方がいいのだろう。

外に置くと、どうしても目が届かなくなるから、一日に一度は容器の蓋を取り、数分~10分程度、ただひたすらに眺める。

僕は今、いろいろなことを試している。ある容器には水草を入れ、ある容器には入れないようにする。
その水草の上に、アメンボがとまっているのを見つけた。金魚を飼育する容器の中で見つけた生き物は、これで4種類目になり、最初がヤゴ、次がハイイロゲンゴロウ。そして、アメンボ。

それから、ヌマガエル。
よく、ここに水があることがわかるよなぁ~。生き物ってしたたかですね!
すると、やはり目につくところにおいてある容器の成績がいいことに気がついた。ああ、観察って、なんて大切なことなのだろう。
一番育ちがいいのは、室内のガラス水槽の中。ガラス水槽だと、余った餌の量などを把握し易く、その結果、適量の餌の量を割り出しやすい。
適量の餌は、金魚の飼育の命。
次に成績がいいのが、室内の発泡スチロールの容器。
室内で飼育する金魚の方が、屋外のものよりも人によくなれる傾向がある。
その結果、人が付近に近づいただけで餌をねだるために集まってくるし、益々観察がしやすくなり、 一つの容器に100匹以上の稚魚を入れておいても、一匹でも具合が悪いのがいると、すぐに把握できる。
ただ、金魚の発色をよくするためには、植物性のプランクトンが必要で、屋外の強い光のもとで育てなければならないから、ある程度の大きさに育った稚魚は、外に出した方がいいのだろう。

外に置くと、どうしても目が届かなくなるから、一日に一度は容器の蓋を取り、数分~10分程度、ただひたすらに眺める。

僕は今、いろいろなことを試している。ある容器には水草を入れ、ある容器には入れないようにする。
その水草の上に、アメンボがとまっているのを見つけた。金魚を飼育する容器の中で見つけた生き物は、これで4種類目になり、最初がヤゴ、次がハイイロゲンゴロウ。そして、アメンボ。

それから、ヌマガエル。
よく、ここに水があることがわかるよなぁ~。生き物ってしたたかですね!
性格には逆らえないところがあるなぁと思う。僕には、何かをやり出したらもうどうにも止まらないところがあり、ちょっとでも興味を持ったことは、結局、行き着くところまで行ってしまう傾向がある。
当然、お金もかかる。今撮影中の金魚には、そうして結構なお金を注ぎ込んだが、カメラが一台くらいは軽く買える額になった。
あんなにカメラを買うかどうか、悩んでいたのに、こんなに簡単にお金を使ってしまうとは・・・

次々と増えていく水槽に酸素を送り込むのは、浄化槽用のポンプ。
ペットショップに売られているようなエアーポンプとは比較にならないパワーと丈夫さ。故障に備えて予備も購入。

ポンプが噴出す空気を分岐し、それと同時に、魚を飼育するためのエアーポンプの太さに変換する部分。
最初は、2~3個口があればいいと思っていたのが、いつのまにかどんどん増えて、今や8つに分岐。
ああ、最初から8つくらいに分岐させておけば、何度も工作するよりも効率が良かったのに・・・。

これが最後、これが最後、と思っているのに、どんどん水槽が増えるのだから、ポンプと水槽をつなぐチューブも、次々と買わなければならない。

家の壁に穴を開け、チューブを室内にも引き込む。

あまりに何度もチューブを買いに行かなければならないから、結局100メートルのものを購入。これで、しばらく買わずに済むし、結局最初からそうしておけば、安上がりだったのに・・・
何かを始めると、ああ、また買ってしまった・・・という罪悪感にも似た思いに苛まれる。
が、僕の場合、行き着くところまで行き、それ以上に稼ぐしかない。
当然、お金もかかる。今撮影中の金魚には、そうして結構なお金を注ぎ込んだが、カメラが一台くらいは軽く買える額になった。
あんなにカメラを買うかどうか、悩んでいたのに、こんなに簡単にお金を使ってしまうとは・・・

次々と増えていく水槽に酸素を送り込むのは、浄化槽用のポンプ。
ペットショップに売られているようなエアーポンプとは比較にならないパワーと丈夫さ。故障に備えて予備も購入。

ポンプが噴出す空気を分岐し、それと同時に、魚を飼育するためのエアーポンプの太さに変換する部分。
最初は、2~3個口があればいいと思っていたのが、いつのまにかどんどん増えて、今や8つに分岐。
ああ、最初から8つくらいに分岐させておけば、何度も工作するよりも効率が良かったのに・・・。

これが最後、これが最後、と思っているのに、どんどん水槽が増えるのだから、ポンプと水槽をつなぐチューブも、次々と買わなければならない。

家の壁に穴を開け、チューブを室内にも引き込む。

あまりに何度もチューブを買いに行かなければならないから、結局100メートルのものを購入。これで、しばらく買わずに済むし、結局最初からそうしておけば、安上がりだったのに・・・
何かを始めると、ああ、また買ってしまった・・・という罪悪感にも似た思いに苛まれる。
が、僕の場合、行き着くところまで行き、それ以上に稼ぐしかない。

僕が生まれて初めて繁殖させた1腹目の金魚の稚魚は、飼い方が悪かったため病気が発生し全滅。
2腹目は、今でも元気に育っているが、飼育に追われて撮影ができなかった。撮影のための飼育なのに、本末転倒だ。
今日は、今年3腹目の金魚の稚魚たちを撮影。3腹目は、絶対に失敗は許されない。飼育は思った以上に重労働なので、今年でスパッと撮影を終わらせなければならない。

金魚が大きくなるのに合わせて、稚魚を大きな入れ物に移さなければならない。
だが、事務所の周辺には、もう置き場がない。
そこで、自宅の屋上にも180リットルの容器を2つ設置。容器と酸素を送る大型のポンプと水道水から塩素を取り除く浄水器で結構な出費。
金魚は、何冊か本を作らなければ、元が取れそうもない。
あまり好きな言葉ではないが、気合しかない。

餌を与えすぎると魚は調子を崩すし、水換えが多すぎても同様。魚を飼育する際には、ほどほどを守らなければならないが、唯一、ろ過装置だけは、いくら手厚くても手厚すぎることはない。
そこで、市販の安い投げ込み式のろ過装置から綿を取り出し、代わりに、バクテリアが多く住み着くことができるちょっと上等なろ材を入れてみた。
飼育容器が増えると、周辺の道具も増やさなければならないから、なるべく安上がりになるようにて、いろいろと工夫を施す。
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