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水辺の写真家・武田晋一のホームページ 『水の贈り物』 と合わせてご覧ください。
CaptureNX2の動きが遅い
ViewNX(ビューNX)とCaptureNX2(キャプチャーNX2)は干渉しあう?

 先日、北日本へと水鳥の取材に出かける行きがけに、関西で、野鳥写真家の中田一真さんのお宅にお邪魔した。その際に中田さんから、
「D3Xの画像って、やっぱり重たいですか?」
 と聞かれたので、
「どうにもならないほどではないですよ。」
 と僕は答えた。
 当時、D3Xは買ったばかりであり、それほどたくさん使ってはいなかったのだが、その使用の範囲での印象だった。
 ところが、取材から帰宅後にまとまった量の画像処理をしようとしたら、キャプチャーNX2の動きが大変に悪い。しまった、嘘を教えてしまったと、僕は、
「やっぱりD3Xの画像は重たいみたいです。」
 と訂正をいれた。

 最初、画像処理に使用していたパソコンが数年前のものだったので、スペック的に不足があるのだろうと、別の用途に使用していたより新しいパソコンを画像処理に充てもみた。
 ところがそれでもやっぱりひどく動きが悪い。
 時々、フリーズしたみたいに、しばらく動かなくなる。そこそこ新しいパソコンでも、スペック的に不足するのか・・・、さらに新しいものに買い替えか?と僕は戸惑いを感じた。
 がしかし、新しい方のパソコンは、そんなに脆弱なスペックじゃないよなと調べてみると、

プロセッサ AMD Athlon64X2 Dual Core Processor5600+ 2.8GHz
 メモリ    4.0GB

と出てくる。これって、そんなに力不足のはずないよなぁ~
 とすると、ソフトの問題か?
 いろいろと試してはいるものの、今のところ、これ!という結論は、まだ出ていない。
 ただ、もしかしたら・・・というものが1つ浮かぶ上がってきた。
 それはどうも、ビューNXからキャプチャーNX2に画像を送った際に、キャプチャーNX2の動きが悪くなるような気がすること。
 僕は、まずビューNXで画像を選択し、ビューNXの中にある「CaptureNX2」という個所をクリックすることで、その画像をキャプチャーNX2で開いていたのだが、もしかしたら、ビューNXとキャプチャーNX2が干渉しているのかもしれない。
 ブラウザーとしてビューNXを使用せずに、キャプチャーNX2のブラウザーを使用すると、比較的すいすいソフトが動くような気がする。
 そう言えば、ビューNXは、時々他のソフトの動きを妨げることがある。
 もうしばらく使用してみなければ、なんとも言えないのだが・・・

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ニコン・アクティブD-ライティング使用上の注意
ニコン・アクティブD-ライティングは必要なときのみに、オンにすべし

 フィルムであろうがデジタルであろうが、明暗差が大きな被写体にカメラを向ける場合、カメラは、その明るい部分と暗い部分との両方を同時に写し撮ることができない。
 その場合、暗い部分が黒くつぶれてしまうか、明るい部分が白く飛んでしまうか、とにかく、どちらかが犠牲になる。
 そこで、デジタルカメラには暗い部分が黒くつぶれることを防いだり、明るい部分が白く飛んでしまうことを防ぐ機能が搭載されている。ニコンの場合は、アクティブD-ライティングという機能がそれにあたる。
 ところが、このアクティブD-ライティングは少々曲者で、入れっぱなしにすると、時々失敗をしてしまう。
 下の2枚の画像は、そんな一例になる。

_DSC3284y.jpg
 アクティブD-ライティングをオンにして、モニター上で適正露出になるように撮影したもの。
 この写真を撮影中は、ちゃんと適正露出に撮影できている、と思い込んでいた。
 ただ、薄暗い時間帯であったにも関わらず、妙に速いシャッターが切れることを不思議に思いながら撮影していた。

_DSC3284n.jpg
 ところが、同じ画像のアクティブD-ライティングをパソコン上でオフにしてみると、実はこの写真は少々露出アンダーになっていることがわかった。
 つまり、一枚目の画像は、カメラの中でアクティブD-ライティングが働き、露出アンダーの画像をソフト的に適正露出にしてしまったもの。例えるなら、露出を失敗して露出アンダーになった画像を、フォトショップ上で強制的に明るくした状態に近い。
 当然、この画像は、強制的に明るくされているのだから、ノイズが目立つ。
 
 アクティブD-ライティングは日ごろからオンに設定しておくのではなく、それが効果的な状況をちゃんと理解した上で、その特に使うのが正しいような気がする。 

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マンフロット #386B ナノクランプの使い方
オスオスのねじを使用し、ナノクランプに雲台を取り付ける


 僕は、フィルムを使用していた頃は、大半の仕事を35ミリ判ではなく645判のカメラでこなしていたので、可能な限り三脚を使用する習慣を持っている。
 そして、いろいろな場所に、なるべく短時間でカメラを固定できるように、さまざまな工夫を施している。
 その1つがクランプを使用することであり、現在僕が使用しているマンフロット #386B ナノクランプに関しては以前にも紹介したことがある。
 このブログのアクセス解析をしてみると、「#386B ナノクランプ」というキーワードでやってくる人がちらほらおられる。そこで今日は、僕の使い方を詳しく紹介しておこうと思う。

R0014206.jpg
僕の使い方は、上の写真のように雲台を取り付け、本来三脚を立てられない場所にカメラを固定すること。

R0014208.jpg
部品をばらばらにすると、ナノクランプ、オスオスのねじ、雲台の3つに分かれる。

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オスオスのねじが大きいと、ナノクランプを広げた時に、ねじと干渉してしまうので要注意。上の写真では、ねじの左隅がナノクランプにぶつかっている。

R0014212.jpg
そこで、なるべく直径が小さなオスオスのねじが必要になるわけだが、僕はダポの先端に部品を取り外して使用している。

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テントウムシの蛹化
一応写真は撮れたが、再度チャンレンジ

_DSC7869.jpg
NikonD3X AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)

 テントウムシの幼虫がさなぎになる過程を撮影するためにカメラをセットしたのは、昨日の昼間。そして、そのシーンが撮影できたのは、今日の昼間。
 なんと、24時間も撮影に時間がかかってしまった。

 野外でテントウムシのさなぎを見かける場所は、葉っぱの上などが多いように思う。だからテントウムシは、普通は葉の裏側ではなくて、上でさなぎになるのではないかと思う。
 だから、今回僕が撮影した葉っぱの裏側のシーンは、やや典型的ではないシーンになるだろうと思う。
 とは言え葉っぱの裏側でテントウムシのさなぎを見かけることもないわけではないし、それが葉っぱの上なのか裏なのかは、大した問題ではないような気もする。
 が、出版の場合は何事も葉っぱの上が好まれる傾向にあり、極端な場合、例えば葉っぱの裏側にくっついているかたつむりの写真を上下さかさまにして本に掲載するようなことさあるから、幼虫がさなぎになる様子に関しては、撮影をやり直し、葉っぱの上のシーンを撮影しておこうと思う。
 今回の撮影でだいたい要領はわかったし、次は3~4時間もあれば、十分に撮影できるだろう。

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2400万画素の是非
1台持っておきたい2400万画素機

_DSC7684.jpg
NikonD3X AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)
_DSC7684t.jpg
NikonD3X AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)
(約1000万画素をトリミングにより切り出し)

 プロのカメラマンが仕事に使用する場合、デジタルカメラの画素数は1200万画素もあれば十分。 だから2400万画素はオーバースペックだと思う反面、それを上手く使えば、とても有効な道具になる。
 具体的には、トリミングを前提に撮影する方法だ。
 自然写真の中でも、風景写真を撮る場合は構図が命であり、それをあとからいじくるトリミングは完全な邪道だと思う。
 だが相手が生き物の場合は、構図よりも他のことが大切になるケースが多いし、時には生き物の表情が何よりも肝心だったり、現象が分かりやすく見えることが最優先されたりして、その場合はトリミングをして目的とする部分を強調することも、とても有効なテクニックの1だ。
 そもそも、生き物の写真の場合、ノートリで印刷物に載せられることの方が少ないだろうと思う。
 トリミングするゆとりがある2400万画素クラスのカメラは、一台持っておくと、とても心強い。

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E-620 vs. EOS5D (ワイド接写編)
OLYMPUS E-620 をどう使う?


_4060172.jpg
OLYMPUS E-620 ED 9-18mm F4.0-5.6
_MG_0636.jpg
CanonEOS5D OM Zuiko21mm F2

 狭い場所での撮影を想定して、オリンパスのE620を一台手に入れた。レンズは、今のところ、ED 9-18mm F4.0-5.6の1本。僕の9-18mmは改造品で、市販のものよりも接写ができるようになっている。
 小さな生き物を撮影していると、大きな図体のカメラや大きなイメージセンサーのカメラでは撮影できない場所が結構ある。そこで、そんな時に代打の切り札的な使い方をするために、小さなオリンパスを買ってみたのだ。
 早速、ワイドレンズを取り付けたEOS5Dと比較テストをしてみたのだが、センサーのサイズが違うため、かなり違った絵が取れる。
 
 オリンパスのカメラの画質は、人によってかなり評価が異なるので、実際のところはどうなんだろう?ととても興味深かった。
 僕の印象は、EOSやNionに比べると、デジタルっぽいなぁという感じ。輪郭はとてもよく写るが、質感は劣るような印象だ。
 だから、輪郭さえ写っていればいい、という人には、とても高画質に感じられるだろう。
 だが、質感を求める人にとっては、物足りなさがあるような気がする。
 
 そこのところは、ニコンのD3やD700の画質の評価が分かれるのにも似ているように思う。
 ある人は、D3の画質をノイズレスで素晴らしいと評し、またある人は、質感が悪いとこき下ろす。
 ノイズをソフト的に消せば、その時に被写体の一部も一緒に消えてしまうから、どうしても質感が悪くなってしまうのだが、中には、それが全く気にならず、むしろ画質がいいと感じる方もおられる。
 オリンパスのカメラの場合はセンサーが小さいわけだから、当然その分増感しなければならないだろうし、ノイズの発生量も多いだろう。そして、そのノイズを消せば、質感は悪くなるだろう。

 僕の場合は、質感重視であり、基本的にはノイズを取り過ぎないカメラが好きだ。
 だが、オリンパスの場合は、センサーの小ささを有効に生かしたいから買ったのであり、オリンパスの絵にリアルな質感を求めるつもりはない。
 それよりも、デジタルのテクノロジーを有効に生かし、このカメラでしか撮れない写真を撮りたい。
 カメラは、適材適所に使えばいいのだと思う。