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ニコンD700 + SILKYPIX (前編)
ニコンD700のRAW現像には、シルキーピクスが最適

 ニコンとキヤノンとにはそれぞれ一長一短あり、どちらが優れているとは言い切れないのだけど、機械としての信頼性の高さはニコンが上。だがキヤノンの方が絵が生き生きするというのは、多くのプロの意見の一致するところだろうと思う。
 今日の最初の2枚の画像は、砂浜でD700とEOS5Dを比較テストした結果である。
 シャープのかかり具合などで画像の先鋭度に差が出てはならないから、シャープネスはOに設定。さらにその他の設定も同等になるように。
 また、レンズは同じものを使用した。

 先日、ピンポン玉を材料にして、ニコンとキヤノンの画像の違いを紹介したのだが、キヤノンのカメラの方が物の立体感が良く写る。
 その傾向は、自然物にカメラを向けてもやはり同様であり、下の2枚の画像を拡大してみると、キヤノンの画像の方が砂浜の凸凹が立体的に写っており、足跡がたくさんあるように見る。
 その差は、同じ場所にカメラを向けたとは思えないほど大きい。
 D700やD300のユーザーで、その立体感のなさが気になっている人は、結構おられるようだ。
 ならば、ニコンの画像のコントラストを高めたらどうなるのか?と試してみると、背景の山などがカチカチに硬くなってしまうだけで、砂浜は一向に立体的にならない。

_DSC2589-2.jpg
NikonD700 Distagon T* 2.8/25mm ZF
_MG_8914-2.jpg
CanonEOS5D Distagon T* 2.8/25mm ZF

 そこで1つ疑問。
 キヤノンの画質の良さだが、センサーの素性がいいなど、カメラ自体のポテンシャルが高いのか、それても画像処理が上手いのか、果たしていったいどちらなんだろう?
 僕は、先日からニコンのカメラにカスタムトーンカーブを当てはめて、ニコンデジタルのポテンシャルを引き出す試みを繰り返しているのだが、その結果は、ポテンシャル自体はニコンもキヤノンも大差はないというものだ。
 そこで今回は、ニコンD700のRAWデータをSILKYPIXで画像処理してみた。
 結果は、下の画像を見ればわかるとおり、立体感がよく表現され、D700のポテンシャルはなかなか大したものだ。EOSよりもいいんじゃないか?
 また、SILKYPIXはお見事!としか言いようがない。
 いや、ニコンの画像処理が不器用過ぎるのか・・・

 ニコンデジタルの画像は暗部がとても硬い傾向にあるが、その点も、SILKYPIXを使うと全く問題なし。
 つまり、ニコンデジタルの暗部が硬いと言っても、それは完全に画像処理の問題で、暗部にデータがないわけではなく、データ自体はちゃんと存在していることになる。
 D300の画像もD700と似た傾向があるから、D300のRAW現像にも、シルキーピクスが絶大な威力を発揮する可能背があると思う。

_DSC2589.jpg
NikonD700 Distagon T* 2.8/25mm ZF SILKYPIXにてRAW現像

シルキーピクスの具体的な設定は、次回紹介する予定だ。
(後編へ続く)

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真