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水辺の写真家・武田晋一のホームページ 『水の贈り物』 と合わせてご覧ください。
ニコンD700 + SILKYPIX (実戦編)
 時々、ニコン( D3XやD700 )とキヤノン( EOS5D )とをどう使い分けているのを聞かれるが、画質に関して言うと、輪郭がはっきりした被写体や明暗がくっきりした被写体はニコン。逆に水のようにヌルッとした質感のものや土や木の幹のような微妙な濃淡のものはキヤノン。これが昨年までの、僕のニコンとキヤノンとの使い分けの1つの基準だった。
 そして自然物の場合はキヤノンが適するシーンが多く、その結果ネイチャーフォトではキヤノンを多く使っていた。

 ところがシルキーピックスでニコンのRAWデータを現像してみると、
http://takedashin.blog10.fc2.com/blog-date-20091204.html
http://takedashin.blog10.fc2.com/blog-date-20091208.html
 まるでキヤノンで撮影したかのように微妙な質感や濃淡がよく再現されることが分かり、それなら!と今年はほとんどすべての撮影にニコンを使う予定にしている。
 画質に差がないのなら、機械としての完成度が高いニコンがいい。
 ただ、テストで良かった機材が現場ではイマイチ、というケースは決して珍しくない。さて、ニコン+シルキーピックスは本番の撮影でどのような結果になるのだろうか。
 昨日は、それを試す機会がおとずれた。
僕にとって非常に非常に重要な局面で、ニコンD700+シルキーピックスを使ってみた。


NikonD700 AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G(IF) iso800

 今日の画像のようなシーンは本来ニコンが大変に苦手とするシーンだが、シルキーピックスを使うと結果は上々!
 写真愛好家の間では、「ニコンかキヤノンか」としばしば白熱するが、それ以上に重要なのはRAW現像ソフト。そんなことは分かり切っているはずだったのに、僕は、各種収差の補正など純正ソフトにしかできない機能にとらわれ過ぎ、純正でなければならないと思い込んだ結果、それ以外のRAW現像ソフトをいつの間にか遠ざけてしまっていたようだ。
 D700のiso800で撮影したRAWデータをシルキーピクスで現像した場合、純正ではない分、NX2に比べるとノイズが目立つのではないか?と心配していたのだが、今回のデータに関しては、そのような結果にはならなかった。
 参考までに、先日知人がD300のiso400で撮影したRAWデータを見せてくださったので、シルキーピックスとNX2で比較を試してみたら、D300については、シルキーピクスを使うとややノイズが目立つように僕には感じられた。
 
 

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真