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不変のFマウント
 ニコン用のTAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 を購入したら、絞りリングがないことに驚かされた。僕らの仕事には特殊な撮影が含まれており、絞りリングが必要なケースが稀にある。
 そこで、古いモデルを使用している知人にお願いして、絞りリング付きのものと交換してもらった。

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 不変のFマウントと言っても、今やいろいろなタイプのレンズが存在する。カメラによっては、使用に制限があるレンズの組み合わせがある。
 そんなことなら不変のFマウントなんて何の意味もないという方もおられるが、僕の場合は、それでもFマウントが不変であることがありがたかった。
 Aiレンズを使い始めて以来、マウントが変わることに伴う機材の総換えを強いられることもなく、何かの機会に少しずつ新しいレンズを買うことで、いつの間にかGタイプのレンズに移行することができた。
 その途中で、Fマウントに拘りつづけるようなやり方じゃ、常にEOSに遅れをとるのではないか?と感じたことが何度もあったし、実際EOSも買い揃えたけど、最終的には、ニコンはなんとか辻褄を合わせた。
 そして今やGタイプのレンズが主流にはなったが、ニコンのカメラの良さは今でもやっぱり健在であり、それならニコンを使いたいと思う。

 辻褄があっているのは今だけの話で、Fマウントにはやっぱり無理があるという方もおられるが、ミラーレスのカメラを使ってみると、まだまだ技術革新が必要であるものの、そのうちFマウントどころかEFマウントも揃って終わりになる日がくるのではないか、という気がしてくる。
 今以上先を見ても仕方がないような気がして、僕は、Gタイプになっても、不変のFマウントを評価したい。
 気になるのは、現在販売されている絞りリング付きのレンズがいつまで販売されるかだ。絞りリング付きのレンズは、頑張って維持してもらいたいものだ。
 もちろん、一部のレンズでいいから、最新のレンズにも絞りリングがあればそんな心配は不要・・・という気持ちはあるが、インターネットが発達し、地方に住んでいても巨大な中古市場のレンズが物色できる今は、中古の古いモデルで十分なのかもしれない。
 
  

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