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CANON EOS7s
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 離陸直後の飛行機の中から雲を撮影するために、先月、数年にフィルムを準備した。
 さて、カメラはどれを使おうか?僕は元々ニコンユーザーなのでまずはニコンを検討してみる。
 ところが今所有しているニコンのレンズはどれも比較的新しい製品で、家にある古いニコンのフィルムカメラでは使うことができない。ニコンの場合、構造上の問題で、古いフィルム用のカメラには古いレンズを選ぶ必要がある。
 仕方がないので、もうまず使うことはないだろうと奥の方に仕舞い込んでいたキヤノンのEOSを引っ張り出してみた。EOSの場合は、最新のレンズを古いフィルムカメラに取り付けることできる。

 今回使用したEOS7sは、フィルム時代に軽い点が気に入って、ペンタックスの645と一緒に持ち歩いていたもの。
 スペック上の特徴は視点入力だが、このカメラが現役の時には何となく如何わしく思えて使用したことがなかった。
 説明書はすでに紛失。飛行機に乗る前日にちょっとネットを探してみたが、説明書を見つけ出すことはできなかった。
 しかし、機内で何となくいじってみたら、視点入力の設定の仕方や使い方が分かったので試してみた。説明書なしで扱えるという道具は、優れていると思う。
 ともあれ、今改めてそれを試してみると、なかなか面白い。最新の技術で視点入力のカメラを作れば、相当に使えるのではなかろうか?
 キヤノンはなぜ、視点入力をやめてしまったのだろう。キヤノンというメーカーは、詰めが甘いような気がする。

 それにしても、EOS7sのよくまとまっていること!
 唯一気に入らないのはファインダーが見難いこと。このファインダーでピントを合わせるのは、被写体によっては不可能だ。
 ああ、そうだったなぁとフィルムの時代が思い出される。
 キヤノンはそんな会社なのであり、だからニコンを使っていたのだった。
 もしもこのカメラのファインダーにお金がかけられていたなら、ニコンのFE2のようなタイプの名機になったのではなかろうか。
 やっぱりキヤノンは詰めが甘い。

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