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ニコン1Vを使う(1)
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Nikon1 V2 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)NX2

 ニコン1V3が発表されましたが、一つ前のモデル1V2をテスト中です。
 僕がニコン1に求める撮影は主に2つ。
 1つは秒60枚の連写。あとの1つは、小さなセンサーの特徴を生かした小さな生き物の撮影です。

 1V2がファインダー内蔵であるのに対し、1V3はファインダーは外付け。
 そして、1V3の外付けのファインダーを取り付ける場所は、ストロボが取り付ける場所でもあり、1V3には、外付けファインダーとストロボが同時に使えないという問題があります。
 これは、ストロボが不可欠な小さなものの撮影を考えている僕にとって致命的であり、したがって当面は古いモデルの1V2を使います。

 高速連写に関しては、それに同調できないストロボは不要なので、1V3を使ってみたい気持ちもあります。
 というのも、1V2より後に発売された水中撮影可能なAW-1が、各ボタンを押した感触やその際のレスポンスなどなかなかいいカメラであり、1V3もより進化しているでしょうし、そもそも1V3はスピードにこだわったカメラだと聞いているからです。
 1V2は、ちょっとしたところの反応がやや鈍く、少しコンパクトカメラっぽい感じがします。

 高速連写というと、当然動体の撮影になりますが、残念なことに、ニコン1の液晶のファインダーでは、なかなか飛翔中の虫にピントが合いません。
 したがって、秒60枚の連写は大量のピンボケ写真を生み出しますが、たまにピントが決まった時は、その威力に思わずニヤリとさせられます。
 ニコン1には一眼レフ用のf2.8のレンズ取り付け、絞り開放で1/8000秒くらいのシャッターを切ります。f2.8は、恐らく35ミリ判フルサイズのf8くらいに相当するのだと思いますが、ほどほどの深度が得られます。

 虫の撮影中に上空を飛ぶ戦闘機にカメラを向けてみました。
 f2.8の70~200ズームレンズを取り付けると、望遠側で540mm相当になり、虫はともかく、飛行機のように悠長に飛んでくれるものなら、実に簡単に写ります。
 ただし、一眼レフ用のレンズでは、コンティニアスAFが使えないので、動体の場合はMFが必要になります。