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水辺の写真家・武田晋一のホームページ 『水の贈り物』 と合わせてご覧ください。
レンズの性能
(撮影機材の話)
 写真の画面の中のピントが合っていない部分のことを、ぼけという。そして、そのぼけの部分の描写はレンズによって異なり、ぼけ具合のことをボケ味などという。
 ぼけ味は、写真の雰囲気をかなり大きく左右する重要な要素の1つだ。だから写真家はしばしばレンズにこだわる。
 そして、
「あのレンズは、ぼけがいい。」
 とか、
「あのレンズは、ぼけが悪い。」
 などという会話が繰り広げられる。

 僕が最近主に使用しているニコンの手ぶれ防止機能付きの105ミリマクロレンズは、ボケがきれいなレンズだと言われている。
 が、いろいろな状況で使用してみると欠点もあり、ピントが合っている部分の奥のぼけ(後ぼけ)はきれいだが、手前のぼけ(前ぼけ)が随分汚い。僕が今撮影しているザリガニの写真で言うと、ザリガニの奥の水草はきれいにぼけるのに、手前の水草のぼけは汚いのである。
 そこで、他のレンズを試してみたら、タムロン社製の90ミリマクロレンズの描写がいいことが分った。今日はレンズを取り替えて、タムロンでアメリカザリガニを撮影してみた。

アメリカザリガニ 親子


 タムロン社製の90ミリレンズは、大変に評価が高いが、なるほど!と思う。
 一般に、前ボケがきれいなレンズは後ボケが汚く、後ボケがきれいなレンズは前ボケが汚いと言われているが、タムロンはそのバランスが絶妙!

アメリカザリガニ 子供


 一方、白の背景の上での標本的な写真を撮る場合、レンズのボケ味の良し悪しは全く関係ない。この手の写真の場合は、レンズが細密な描写をすることが非常に重要だが、今日はニコンの60ミリマクロレンズを試してみたら、どの100ミリクラスのレンズよりも一段シャープな描写をすることが分った。


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