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ニコン フルサイズセンサーの問題?
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 先日、来年4月に出る本の見本が送られてきた。そしてその中では、ニコンD3、キヤノンEOS5D、ニコンD70、ペンタックスistDなどで撮影された画像が使用されている。
 が正直に言うと、それらのカメラによる画質の違いを、僕は印刷物の中で見出すことができない。どんなに真剣に眺めてみても、区別不能。
 カメラによる画質の違いよりも、印刷の際のばらつきの方が遥かに大きく、カメラの違いは完全に誤差の範囲になってしまうのである。

 ならば、カメラはデジタル一眼なら何でもいいじゃないか!ということになるし、内心そう思っているプロは少なくはないだろう。
 だが、僕はそれでも35ミリ判フルサイズセンサーのカメラが好きだ。一言で言えば、フルサイズ信者なのだろうと思う。
 無理やりに理由をつければ、35ミリ判フルサイズセンサーのカメラの一番のポイントは、大きくて見やすいファインダー。
 これは大変に気持ちがいいし、僕はファインダーの見易さを非常に重視する。

 さて、今日の画像は、先日ニコンD700で撮影したミユビシギ。
 レンズはニコンのAF-S600ミリf4に1.4倍テレコンバーターを使用したのだが、1.4倍のテレコンバーターを使うとご覧の通り、周辺光量落ちがかなりひどく、ビネットコントロールを最強にしても取り除くことができない。

 ビネットコントロールは一見とても有効な方法のように思えるが、画像の周辺部だけでなく、中央部の明るさも変わるし、露出の予想が付かなくなるので、僕はあまり使いたくない。
 それはともあれ、テレコンを使うとむしろ画像の中心が拡大され、周辺光量落ちが少なくなると思い込んでいたので、初めてこの現実を体験した時には大変に驚かされた。
 もしも35ミリ判換算で800ミリ前後のレンズを多用するのなら、下手に600ミリに1.4倍テレコンを組み合わせるよりも、APS-Cサイズのセンサーのものを選んだ方が手堅いような気がする。
 そこで次回は、D3+1.4倍テレコンとD300の比較を紹介しようと思う。

 それにしても、フィルムを使用していた頃は同様の現象を意識したことはなかったのだが、フィルムでも同じことが起きていたのだろうか?
 テレコンの性能の問題なのか、フルサイズセンサーの問題なのか・・・
 

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真

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nikon D700powerd by 楽や...
2008/10/19(日) 08:55:27 | 楽10サーチ